迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。
それは2007年・夏から。四十路半ばにして、失業、手術~入院(しかも痔!)という 「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な不運を経験。それ以降、日々日常の中で、時に前向き、時に自棄な出来事たちを紹介しています…。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「痔ろう手術・入院記」⑥手術2日目~ついに便が!

 手術後、「麻酔切れによる痛み」もなく、手術翌日の「便通」もなく、不安要素が解消されつつ、ここまで来た。


 手術2日後の8月28日。
 両隣のステレオいびき攻撃をものともせず良く眠れました。
朝の検診でも体温もまた36度台に落ち着きなかなか良い感じ。
 しかし、便意が来そうな来なさそうな感覚が、朝から感じられる。
なんか、便がしたいのか?おならがしたいのか?はてまた手術後の血か何かが肛門から出たがっているのかのようで何とも落ち着かない。
朝から緊張が走る。
そしてかなり出そうな気がしてきたので、朝食時に催すのも嫌だなと思い、意を決してトイレへ行く。
 個室に入り、お尻に貼ったガーゼセット(注:画像参照)を取ろうと「ベリ、ベリッ」と剥がしはじめると、「痛てッ」…手術中にも感じたのだが、自分は裏腿が敏感なようでガーゼを止めていた紙テープを剥がすと腿の裏側が痛い。
ガーゼセットを取り恐る恐る見ると、昨夜と同様で血液がうっすらピンク色に付いていて、ほとんどは体液の黄ばみ~茶色がかった汚れだった。
 そのガーゼセットとの格闘で便座に座ると、便意がどこかへ行ってしまっていた…。
実はこの「ガーゼセット」が意外と面倒で、こののち退院後の今もちょっとばっかり「やっかい者」となるのです。


 その後も落ち着かない肛門周りが気になりつつ過ごしてていたら、朝食の時間に。
 朝食を食べていると、便意が降り始めてきた。
落ち着かないまま朝食を詰め込み終えると、再びトイレへ。
緊張しているのか、便意を感じつつも出てくれない、と言うか出せない感じ。
しばらく便座で様子を見るも断念してベッドへ戻る。
 ほどなく点滴タイム。
ここまで順調に過ごしている中で、一番嫌なのが、一番痛いのが、結局この点滴を入れる時。
便意を気にしながらも点滴が打ち終わるまで横になる。
だいたい35分くらいで終了。
 点滴後、持参したMDを聴きながら(今の時世にMDというのが我ながら笑える)、本などを読んでいると、再び便意が!
ここでつらいのが、便の前に屁が出たくなるのが今までの生きてきた中で常だったが、その屁をしたいと思うと糞まで出そうな感覚になる。
どうやら、手術前の下剤が効いているのか、下痢の時のあの独特の肛門にキュンと来る感触がある。
 一度トイレに行くも、またガーゼセットを取っているうちに、便意収縮。
ベッドへ戻り、引き続き落ち着かない動物のように揺れながら過ごしていると(苦笑)、大きな波が寄せてきた。
“来るー。きっと来る~♪”そんなテーマまで頭の中で鳴る。(笑)


 トイレへ行き、便座に座り、緊張の一瞬!
確実に降りてきている、が、自分の不安意識が便意を止めようともしている感じだ。
汗ばんできた。
降りてきてる、降りてきてる!
意を決し、脱糞モードに。
確実に肛門手前まで来ている。
つい息が止まる。
来た!
出る!
…出る!!
緊張の振れ幅が頂点に。
あ~、出ちゃう~~!
「スルッ。」
ついに関門を突破しはじめた…。
「スル、スルッ、ドボ、ドボ…。」
手術後初のお通じが出た!
しかも、しかも…痛くない!
ちっとも痛くないってば!!(イエーッ!)
 便はやはり下痢気味だった。
そのせいもあるのか、すんなり流れ出たという感想である。
トイレットペーパーをそっと当てて、拭くというよりくっつける感じの作業を何度も繰り返し、ウォシュレットも最弱で使用。
無事に終了!
「もう、全然大丈夫じゃーん!」と浮かれモードである。
ルンルンである。(笑)


 昨日同様の午後を過ごし、夕食時間を迎える。
みんなに気を遣って話しかけてくれるご老人が今夜もみんなに話しかけてくれた。
 皆さんのここに到るまでの様々な「痔」話を聞けて入院患者同士が身近に感じられるようになっった。
おそらく他の患者さんもそう思ったはずだ。
(実際、これ以降に声をかけてくれる数が多くなった。)
 食後の団欒も終え、風呂に入る。
ガーゼセットを取ると相変わらず。
女性の生理を、オリモノを、体験している気分になる…。
脱衣所の鏡に映った自分の内腿に長めの黒い細い線を発見。
「ん?」
テープで止めると縁が粘着成分でつく跡か、何かが流れてきて付いた汚れか、と思い触ると、「糸」であった。
黒い糸である。
「…??」
不思議に思い、そっと引っ張ると、肛門が引っ張られた。
気の小さい私は、術後の自らの肛門も見ず、医師に詳細も聞かずにいたので、何故肛門から糸が出ているか全くの謎である。
怖いのでそのままにして風呂へ。
やっぱり風呂は気持ちいい!

 術後初排便が無事に済んだ今日、安心して眠れそうだ。
あ、両隣のイビキがあるか…。(笑)



 続く。


20070915135604.jpg

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

プロフィール

さむがい

Author:さむがい
四十路半ばにして大変です…。
現状を打開できるのか?押しつぶされるか?
不器用で小心者ながら、明るく努めたい東京在住の求職活動者。
(現在はフリーランスが数人集まっての起業で仕事再開中。)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。